ランキングから見るはやりのBOOKひとくちコメント

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◆人気のブランドムック本　TOP10(2016/4/30更新)
◆Amazon　今はやりの健康・美容本　TOP10(2016/4/30更新)


◆大手新聞社のBOOKレビュー
■BOOKasahi.com
■本よみうり堂
■毎日の本棚
■日本経済新聞　ブックレビュー

先日、本屋大賞のノミネート作品が発表されました。

どの作品も魅力的なものであり、これを機会に一斉に宣伝活動も活発になってきているような気がします。

ノミネートは以下の通り

『朝が来る』
辻村深月/文藝春秋



『王とサーカス』
米澤穂信/東京創元社


『君の膵臓をたべたい』
住野よる/双葉社

『教団Ｘ』
中村文則/集英社

『世界の果てのこどもたち』
中脇初枝/講談社

『戦場のコックたち』
深緑野分/東京創元社

『永い言い訳』
西川美和/文藝春秋

『羊と鋼の森』
宮下奈都/文藝春秋

『火花』
又吉直樹/文藝春秋



『流』
東山彰良/講談社

話題的には又吉直樹さんが絶大なものがありますが、本屋大賞という観点からみて、どのような結果が出るのかとても興味があります。

2015年も終わります。

トーハン、日販、紀伊國屋書店の年間ランキング（総合）を見てみましたが
やはり、今年を代表する書籍は「火花」で決まりでしょう・

３社とも年間１位でした。


それに続くのは
フランス人は１０着しか服を持たない　パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣
トーハン２位、日販２位、紀伊國屋４位


さらに
家族という病
トーハン３位、日販３位、紀伊國屋5位


さらに
一〇三歳になってわかったこと　人生は一人でも面白い
トーハン８位、日販５位、紀伊國屋８位


さらに
人間の分際
トーハン９位、日販９位、紀伊國屋９位


といったところが印象に残っています。

来年もいろいろなことがあることでしょう。
より良い年でありますように。

アマゾンで２０１４年年間ランキングが発表されました。

和書総合部門のTOP１０は以下の通り。
１位　 (日めくり)まいにち、修造!
２位　火花
３位　嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
４位　大野智作品集　FREESTYLE II
５位　置かれた場所で咲きなさい
６位　TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>
７位　絶歌
８位　21世紀の資本
９位　人生がときめく片づけの魔法
１０位　一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法（東進ブックス）

話題性からみててっきり又吉さんかと思ってましたが、まさかの１位は松岡修造さんでした。
３位の「嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」 　は２０１４年の１位であり、２年連続で上位に位置するということは素晴らしいことです。
６位の「置かれた場所で咲きなさい」　は2012年4月発刊、９位の「人生がときめく片づけの魔法」は2010年12月発刊であり、旧ベストセラーの復活も大きな特徴です。
また今年を象徴するのはピケティではないでしょうか。８位「21世紀の資本」
昨年にぎわせた妖怪ウォッチは影を潜めました。
店頭ではあまりお目にかかることができない「絶歌」が７位に入っていたり、受験生の定番参考書「一億人の英文法」が１０位に入っている点もアマゾンならでは特徴ではないでしょうか。

ここ数日で、渡辺和子さんのかつてのベストセラーが再び登場してきました。

11月1日 ～ 11月7日　紀伊國屋書店
置かれた場所で咲きなさい　1位
面倒だから、しよう　3位
幸せはあなたの心が決める　4位

11月8日　Amazon
置かれた場所で咲きなさい　1位

これはなぜだ、何かあったに違いないと思い、チェックしてみたところ

「金スマ出演、渡辺和子の著書3作がオリコンTOP3を独占、ランキング史上3人目＆自己啓発ジャンル初の快挙」
という記事をネットでみました。

この記事では
「10月30日放送のバラエティー番組「中居正広の金曜日のスマたちへ」スペシャル（TBS系）にも出演し、その激動の人生や前向きなメッセージの数々が多くの共感を呼んでいる。」
と記載されています。

さすが、金スマはこれまでも様々なヒットBOOKを生み出しており、その影響力は折り紙付きでした。
年末に向けて渡辺さんの作品がさらに見直されていくことが予想されます。

10月11日の朝日新聞の書籍評価のページを見ていると、目を引くタイトルの書籍に吸い込まれました。
タイトルは
「仁義なき宅配」
これは当然、'仁義なき戦い'をパロッたものであろうと察したのですが、内容的にも興味を引くものでした。
私は、Amazonのプライム会員に現在なっており、送料は基本的にはかからずいろいろなものを注文しています。
また。honto会員にもなってて、こちらも送料無料で注文しています。

書籍を購入する場合、送料がかかってしまうと、本屋で買うことと比較してしまいどうしても不利になってしまいます。
しかし、送料無料で入手できるのであれば話は逆転してしまいます。
特にAmazonではコンビニ受け取り指定もできますのでいろいろ融通が利き便利です。
最近、使っていませんがセブンネットも便利です。

そういった便利な仕組みは、ひとえに宅配に関わっている業界の方々の努力によるものであり、それらの内幕を取り上げた本書はとても興味深いものがあります。



Amazon　10/11 10位